この連休に行ってきた先生ゆかりの場所です。 笹乃雪 子規庵 古泉千樫墓 笹乃雪 大阪人らしく食べることが好きだった折口先生、評伝などを読んでいると食べ物や飲食店に関するエピソードをよく見かけます。 (前段に、先生とよく歩いた店に関する記述)この外…

吉野というと、折口先生は万葉旅行や「花幾年」などにあるように、よく行かれた土地の一つ。 桜の時期は人が多くて大変だよなーと思いつつ、『吉野の桜』を生きてるうちに見ておいてもいいんじゃない? ということで。昨年、今年と巡ってきたまとめです。 金…

昭和13年5月、折口先生は、弟子の青池竹次さんを介して、近江蒲生野の八坂神社に揮毫した額を奉納したとのこと。 2年ほど前になりますが、行ってきました。 桜川駅 八坂神社 桜川駅 八坂神社があるのは、東近江市宮川町です。近江鉄道の桜川駅で下車。瓦屋根…

先日、歌碑を訪ねて和歌山に行って来ました。 南方熊楠記念館 南方熊楠顕彰館 御坊市立体育館歌碑 小竹祝塚 南方熊楠記念館 和歌山ということで、まず白浜の南方熊楠記念館へ。 この看板の奥から建物まで木々が茂る坂を上がっていくんですが、めっちゃきつか…

四国に行った機会に、JR南小松島駅前にある歌碑へ行ってきました。 四国 JR南小松島駅 四国 折口先生は、中学時代の修学旅行、昭和23年に四国を訪れたことがあるそうです。 全集の年譜にも 明治三十四年(1901) 15歳※ 十月、淡路・四国へ修学旅行。この時の紀…

信州は折口先生と所縁が深く、訪れた場所や関係があった方が多くいらっしゃいます。そんな縁の1つ、長野市にある歌碑に行って来ました。 善光寺 戸隠上祖山歌碑 南方神社 善光寺 その前に善光寺へ。 長野電鉄は券売機で硬い紙の切符を買って、改札で駅員さん…

【いしかわ百万石文化祭2023 羽咋市国民文化祭 関連記事】 特別展『折口信夫がのこしたもの』 万葉集特別公開授業『生き方の歴史～万葉集、羽咋、そして折口信夫～』 シンポジウム『「折口学」を受け継ぐ』(１) シンポジウム『「折口学」を受け継ぐ』(２) 10…

mitubs.hatenablog.com 前日の様子はこちら。 折口信夫71年祭周年祭 令和6年度折口文学公開講座「折口信夫の未完成霊論ー気概の思索ー」 「折口信夫の未完成霊論ー気概の思索ー」 藤岡市のはにわin羽咋 折口信夫71年祭周年祭 さて翌日。 朝、海岸を散歩して…

毎年羽咋では命日に合わせて講座や周年祭を行っているとのこと。 のろのろ台風にヒヤヒヤしましたが、無事に開催され、今回初めて参加させていただきました。 LAKUNAはくい 令和6年度折口文学公開講座「池田家資料より 折口信夫三題 谷崎書簡 河童祭 椿・椨…

大阪市西成区にある生根神社では、毎年夏祭(7/24、/25)に「だいがく」が登場します。 明治三十年頃までは、西成郡勝間村・東成郡田辺村などには、ひげこのだいがくを舁いで居るのを見かけたものである。 ――「だいがくの研究」折口信夫 生根神社 玉出西公園 …

昨年11月以来、久しぶりに石川に行って来ました。 敦賀駅 室生犀星記念館「むかし、女、ありけり」 羽咋駅レンタルサイクル 気多大社・大穴持像石神社・父子墓 コスモアイル・歴史民俗資料館 敦賀駅 新幹線が開通して初めてなので、敦賀駅で乗り換え初チャレ…

【いしかわ百万石文化祭2023 羽咋市国民文化祭 関連記事】 特別展『折口信夫がのこしたもの』 万葉集特別公開授業『生き方の歴史～万葉集、羽咋、そして折口信夫～』 シンポジウム『「折口学」を受け継ぐ』(１) アトラクション「國大音頭」演舞 國學院大學全…

【いしかわ百万石文化祭2023 羽咋市国民文化祭 関連記事】 特別展『折口信夫がのこしたもの』 万葉集特別公開授業『生き方の歴史～万葉集、羽咋、そして折口信夫～』 10月21日(土)シンポジウム『「折口学」を受け継ぐ』 イントロダクション『「折口学」を受…

【いしかわ百万石文化祭2023 羽咋市国民文化祭 関連記事】 特別展『折口信夫がのこしたもの』 万葉集特別公開授業『生き方の歴史～万葉集、羽咋、そして折口信夫～』 10月20日(金)万葉集特別公開授業『生き方の歴史～万葉集、羽咋、そして折口信夫～』 羽咋…

今年は国民文化祭が石川県で開催され、羽咋では折口信夫、万葉集、UFO、砂像をテーマに様々なイベントが行われています。 今年1月に折口先生の短歌や掛軸の寄贈がニュースになった際に、秋に羽咋で何かがあるらしいことを知りまして、6月の碑めぐりウォーキ…

今年は没後70年と言うことで、奈良の當麻寺で9月3日の命日に合わせて上映会と展示がありました。 竹内街道歴史資料館『大津皇子と万葉集』 當麻寺周辺 映画『死者の書』法話 映画『死者の書』 當麻寺霊宝殿 竹内街道歴史資料館『大津皇子と万葉集』 その前に…

mitubs.hatenablog.com （1）の続きです。 藤井家 大穴持像石神社とタブノキ 折口博士 父子の墓 句碑の後、そのまま山道を進みまして、どこに向かっているのかと思っていたら、『大社焼』の前に出ました。地図を見ると、入らずの森の裏をぐるっと回るルート…

羽咋市で、十数年来、毎年行われているイベントとのこと。 折口父子記念会とその事務局である羽咋市が行っているようです。 今年は没後70年ということで、思い切って参加してきました! 一の宮 折口父子の歌碑 折口信夫の句碑 …いやいや、ちょっと待って待っ…

折口先生は亡くなった後、自ら建てた羽咋のお墓と、大阪の代々の菩提寺に分骨されたとのこと。 研究から神道の信者と思われがちですが、生家は仏教で、お母様の信仰の様子が『海やまのあひだ』「母」やその『自歌自註』での解説で語られています。 菩提寺で…

折口先生のお生まれは、自選年譜や全集の年譜によりますと『明治20年(1887年)2月11日大阪市浪速区鴎町1丁目（当時は西成郡木津村市場筋）』とのこと。 現在浪速区に『鴎町』はありませんが、『鴎町公園』があります。 行ってみました。 敷津松之宮・大国主神…